ベラルーシ大統領 ロシアに急接近 抗議活動高まり選挙前の批判から一変

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
ベラルーシのルカシェンコ大統領=国営ベルタ通信・AP
ベラルーシのルカシェンコ大統領=国営ベルタ通信・AP

 旧ソ連・ベラルーシのルカシェンコ大統領が隣国ロシアとの関係改善を急いでいる。6選を決めた大統領選まではロシアの選挙介入を批判していたが、選挙不正疑惑で国内の抗議活動が続き、欧米からの非難も強まる中、ロシアからの支援に頼らざるを得ない状況となった。ロシア側もルカシェンコ氏を支持する姿勢だが、政治的危機を利用してベラルーシへの影響力を拡大する意図がありそうだ。

 「困難の中でもロシアは兄弟国として我々から顔を背けようとしなかった」

 ルカシェンコ氏は3日、ベラルーシを訪問したミシュスチン露首相との会談で感謝の言葉を繰り返した。ルカシェンコ氏は8月9日の大統領選以降、プーチン大統領とすでに5回の電話協議を開催。近く訪露し直接会談することでも合意し、プーチン政権との関係強化を急いでいる。

 ルカシェンコ氏とロシアの関係は、大統領選前まで冷え込んでいた。ルカシェンコ氏は1999年にロシアと連合国家創設条約を結んだが、近年は経済の連携強化のあり方やロシアからの天然資源の供給価格を巡ってプーチン政権と対立し…

この記事は有料記事です。

残り1174文字(全文1625文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集