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日本にいる外国人が病気やけがをした際の助けになろうと、新潟大在学時に留学生支援をしていた新潟市の会社員の男性が医療通訳の冊子を製作、販売している。コロナ禍で医療需要が高まる中、「外国の人が安心して病院に行ける環境を新潟から発信していきたい」と話している。【井口彩】
製作したのは、新潟市中央区の会社員、古山正裕さん(29)。千葉県出身で新潟大に進学。大学院からは留学生寮に住み、生活支援やイベント開催などをしてきた。
きっかけは2017年。台湾の留学生から「歯列矯正の器具が取れてしまった」と相談を受けたが、どう対応をすればよいか全く分からない。「情けなかった。困っている外国人を支える仕組み作りが必要だと感じた」
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