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月刊パラリンピック

パラスポーツからの贈りもの 慣れること、許容への一歩=越智貴雄

ファッションショーでウサイン・ボルト流の勝利ポーズを決める前川楓選手=写真家・越智貴雄さん撮影

 8月25日、幻となった東京パラリンピック開会式の日に、義足の女性たちによるファッションショーを義肢装具士の臼井二美男氏と共に、無観客オンラインで開催した。

 ライトに照らされ、ランウエーを歩く彼女たちはまるで別人だ。中でも注目されたのは陸上で東京パラリンピック代表に内定している前川楓選手だ。アスリートならではの躍動感ある動き。ランウエー先端では、ウサイン・ボルト流の勝利ポーズ。“義足の見せ方”を熟知している。

 子供の頃からファッションが大好きだった前川だが、人に見られるのが苦手だった。それが義足を使うようになってから「かっこいい義足を見てほしいと思うようになり、義足とファッションとの融合を模索するうちに自分の殻が破れて、見られることに慣れて強くなった。自分を好きにもなれた」という。

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