メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

点検アベノミクス

出遅れIT戦略、下がった国際競争力 10万円給付混乱 深刻さコロナで露呈

IT総合戦略本部・官民データ活用推進戦略会議合同会議であいさつする安倍晋三首相(右から3人目)=首相官邸で2017年5月30日午前8時23分、長谷川直亮撮影

 第2次安倍政権の経済政策「アベノミクス」の三本の矢のうち、成長戦略の柱の一つと位置付けられたIT戦略。かけ声は大きかったものの、世界に出遅れた状況を覆せなかった。

 政権発足翌年の2013年6月に打ち出した「世界最先端IT国家創造宣言」は、「世界最高水準のIT利活用社会」を20年までに実現することを目標に据えた。ビッグデータの利活用などを打ち出したが、現実には、巨大IT企業を擁する米国など海外の動きが速く、IT業界ばかりか、日本が強みを持つ製造業なども、デジタル化への対応に今後の浮沈がかかる状況があらわになってきた。

 そこで政府が新たに掲げたのが「ソサエティー5・0」だった。デジタル技術の革新を経済成長や社会課題の解決につなげることを目指すもので、安倍晋三首相も19年1月の施政方針演説で「ソサエティー5・0を世界に先駆けて実現することこそ、我が国の未来をひらく成長戦略だ」と強調した。

 しかし、成果が上がったとは言いがたい。スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した19年のデジタル競争力ランキングで、日本は主要63カ国・地域中…

この記事は有料記事です。

残り777文字(全文1248文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

  2. 野党が問題視 菅首相の「一度決めたら絶対変えないかたくなさ」と「鈍さ」 予算委攻防

  3. 米、習主席の協調呼び掛けに応じず 対中強硬路線維持 同盟国と連携

  4. マンUのユニホームに苦情が殺到 「深緑」の落とし穴とは?

  5. 河村・名古屋市長「申し訳ない」 コロナ感染、自宅療養中の高齢者死亡で謝罪

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです