世界最古の星図「天文学史上極めて重要」 キトラ古墳「天井壁画」天文遺産に

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天文図が描かれたキトラ古墳壁画の天井部分=奈良県明日香村で2018年9月20日午後2時25分、藤原弘撮影
天文図が描かれたキトラ古墳壁画の天井部分=奈良県明日香村で2018年9月20日午後2時25分、藤原弘撮影

 日本天文学会が選ぶ「日本天文遺産」に認定された特別史跡・キトラ古墳(奈良県明日香村)の「天井壁画」。認定理由では「科学的な分析に堪えうる本格的な星図として、天文学史上極めて重要」と高い評価を受けた。

 日本天文遺産は同学会が2018年度に創設。初年度は2件が認定された。第2回の今回は26件の中から「キトラ古墳天井壁画」を含む3件が認定された。本来は20年3月に発表予定だったが、新型コロナウイルスの影響でずれ込んだ。

 キトラ古墳の石室天井には天文図と日像、月像が配され、天文図は本格的な中国式星図として現存する世界最古の例とされる。北極星を中心に内規、外規、赤道、黄道の四つの円が描かれ、円形の金ぱくで表現された350個以上の星を朱線で結んだ少なくとも74の星座が確認されている。

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