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高松2児放置死 現場近くの住民に助け求め、車内で心臓マッサージ 容疑の母

竹内麻理亜容疑者の車が止まっていた路上近くでは、花などが供えられ、手を合わせる人の姿が見られた(画像の一部を加工しています)=高松市常磐町2で2020年9月8日午前11時3分、川原聖史撮影

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 高松市で女児2人が乗用車内に長時間放置され、死亡した事件で、発見現場の近くに住む会社員の男性(57)が8日、当時の様子を証言した。保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)=同市川島東町=から助けを求められ、一緒に心臓マッサージを施すなどしたが、女児2人の体は既に動かなかったという。男性は「可愛い姉妹で、助かってほしかった」と悲しみをにじませた。

 竹内容疑者は2日午後9時ごろから3日午後0時40分ごろまで、市内のコインパーキングに止めた車に長女の真友理(まゆり)ちゃん(6)と次女の友理恵ちゃん(3)を置き去りにし、死亡させた疑いがある。調べに対し姉妹を車内に放置したことを認めている。死因は熱中症とみられる。

 男性によると、3日正午過ぎ、外出先から車で戻ったところ、コインパーキングから約50メートル離れた路上に竹内容疑者の車が止まっていた。駐車の邪魔になったためクラクションを鳴らしたところ、運転席から出てきた竹内容疑者が「子供が熱中症なんです」とあせった様子で助けを求め、後部座席のドアを開けて次女の心臓マッサージを始めた。男性も反対側のドアを開け、助手席の後ろにいた長女の心臓マッサージを始めた。

 姉妹は目を見開いたままぐったりとしていた。何をしていたか尋ねると、竹内容疑者は「持病のため2時間ぐらいトイレに行っていた。エンジンをかけていたつもりだったが、戻ったら止まっていた」と答えたという。2人は数分間心臓マッサージを続けたが、姉妹の体は全く動かなかった。

 香川県警によると、車内の後部座席には小型扇風機やゲーム機などがあったという。男性は「母親には、もっと子供のことを考えて行動してほしかった。いたたまれない」と沈痛な表情を見せた。【川原聖史、喜田奈那】

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