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わたしの居場所

民族の伝統を紡ぎ集う 祖母の思い継ぐ「ウタリ」のアイヌ料理店

建物の神に感謝の祈りをささげる「チセノミ」。藤戸悦夫(右手前)ら、さまざまなルーツを持つ人たちが参加した=東京都新宿区で

 JR山手線が高架橋を走り抜ける音が聞こえる。辺りに漂うのは韓国や東南アジアの料理の独特な香り。そこに聞こえてきたのはアイヌ語だった。6月6日の昼すぎ、東京・新大久保にあるアイヌ料理店「ハルコロ」。祭司が読み上げる祝詞に、アイヌの民族衣装を着た人らが耳を傾ける。開店9年の節目に合わせ、店の建物の神に感謝の祈りをささげる儀式「チセノミ」が始まった。

 ござの上に火の付いた炭。祭司が木製祭具でトノト(酒)を振りかける。火の神に飲ませて、人間の言葉を翻訳、別の神に伝えてもらう。トノトはアイヌの店主、宇佐照代(48)の特製だ。

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