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熱血!与良政談

手法も継承されるのか=与良正男

自民党総裁選の所見発表演説会に臨む(左から)石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長=東京都千代田区の自民党本部で2020年9月8日午後1時1分、竹内紀臣撮影

 私たちマスコミの関心は、どうしても先へ先へと向かいがちになる。自民党総裁選でも菅義偉官房長官の優位は動かないと見るや、「では次の官房長官は?」といった報道が既にあふれている。

 安倍晋三首相が返り咲いた後、7年8カ月に及んだ長期政権の総括がまだまだ足りない。それをせずに先に進むのは、政権の中枢を担ってきた菅氏にとって、結果的にプラスになっていることも忘れてはいけない。

 安倍政治は政策以上に手法に問題があると私は考えてきた。

 首相は自分に近いメディアに好んで登場し、自ら「親安倍」「反安倍」の選別をしたのが一例だ。それが、全てその図式で語られてしまう状況を招いた。

 森友学園問題では財務省が公文書改ざんに手を染めた。誰が考えても許されぬ「事件」だ。ところが親安倍側は「反安倍勢力が騒いでいるだけ。国にはもっと大事な課題がある」と反論する。NHKをはじめ、首相に不都合な話は報道さえしないことも多かった。

 国民の関心を高めないようにしたと言っていい。それがどれだけ首相を助けてきたか。

 もちろん「はじめに安倍批判ありき」ではいけないと私も思う。だが…

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