笛吹署が同署を訪れた市民らに「あおり運転」に関するアンケートを実施したところ、「あおり運転を受けたことがある」との回答が約5割に上った。車間距離を詰められたり、無理な追い越しをされたりしたケースが多かった。一方、被害を警察に通報した人はわずか2%にとどまった。【金子昇太】
あおり運転を巡っては、他の車両の通行を妨害する目的で、車間距離を保持しなかったり、急ブレーキをかけたりするなどの行為を「妨害運転」と規定し罰則を設けた改正道路交通法が6月に施行された。改正道交法を受け、同署は運転免許の手続きなどで訪れた市民らを対象にアンケートを行い、6月30日~8月21日に計516人から回答を得た。
アンケート結果によると、「あおり運転を受けたことがある」と回答したのは248人(48・1%)。受けた具体的な行為は「車間距離を詰められた」(228人)が最も多く、「無理な追い越しをされた」(108人)▽「ハイビームで威嚇された」(78人)▽「クラクションを鳴らされた」(75人)▽「ノロノロ運転をされた」(47人)――などと続いた。そのほか、「ごみを投げつけられた」「窓をたたかれ罵声を浴びせられた…
この記事は有料記事です。
残り298文字(全文795文字)
毎時01分更新
小中学校で「臨時教員」への依存度が高まっている。文部科学省…
米国のバイデン新大統領が就任し、注目されるのが米中関係だ。…
仙台支局の記者からバトンを受け継ぎ、福島支局の記者が福島県…