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経済観測

存在感高まる農業・農村=農業ジャーナリスト・青山浩子

 コロナ禍で打撃の大きい観光業を、農業を通じて盛り上げる取り組みが、新潟県内の各地で進行中だ。長野県との境にある津南町は県内有数のユリ産地であり、最高峰といわれるカサブランカでは世界一の生産量を誇る。この点を観光にいかそうと、ユリ農家、旅館や飲食店のおかみさん、農協や行政が、同町産の花のブランド名「雪美人」にちなみ、「雪美人プロジェクト」を7月から始めた。普段訪れる機会がないユリのほ場や出荷の様子を農家が説明するツアーを実施し、旅館や飲食店ではユリをふんだんに飾り、訪れる人を楽しませている。同町の新たな魅力が一つ増えた。

 新潟市西蒲区で酪農業を営むフジタファームは、年間約20万人が訪れるジェラートの繁盛店や、自ら育てた米や牛肉を味わえる農家レストランを運営している。藤田毅社長は「新型コロナウイルスとつきあっていくために、人々はこれまで以上に健康を意識する」と予測する。同ファームの周辺は温泉、山歩きができるコースなど地域資源に恵まれている。藤田社長も地域にある商業施設と連携を深め、「健康をキーワードに、滞在型観光地…

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