弟は西武のアンダースロー パナソニック・与座 プライドにじむサイドスローの完封劇

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2安打完封の好投を見せたパナソニックの与座健人=京都市のわかさスタジアム京都で2020年9月9日午後2時49分、安田光高撮影
2安打完封の好投を見せたパナソニックの与座健人=京都市のわかさスタジアム京都で2020年9月9日午後2時49分、安田光高撮影

 第91回都市対抗野球の近畿2次予選は9日、京都市のわかさスタジアム京都で2回戦2試合があり、昨年の本大会8強のパナソニックは右腕・与座健人が好投し、三菱重工神戸・高砂に1―0で勝利した。パナソニックは10日の準決勝でNTT西日本と対戦する。

 上から投げるこだわりを捨て、下手投げの弟(西武の与座海人投手)に少し寄せた横手投げで、2安打完封劇を成し遂げた。

 先発メンバーに右打者7人が並んだ相手打線を翻弄(ほんろう)したのは、自然にシュート回転する140キロ台のくせ球だ。失策で出塁を許した二回無死一塁。三菱重工神戸・高砂の5番・和気暉親(あきちか)を内外角に速球を散らして追い込むと、最後は外角のスライダーで見逃し三振。後続を断って勢いに乗ると、その後内角へのシュート気味の球で右打者の体を起こし、外角のスライダーで泳がせる組み立てなどが奏功し、三塁を踏ませなかった。129球の力投に「完封できる投手になれたのはびっくり。もっと早く腕の位置を変えれば良かった」と笑った。

 上手から横手に変えたのは昨季からだ。沖縄尚…

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