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私の課長補佐時代の始まりは、外務省人事課で、その後北米第2課、中東第2課、OECD日本政府代表部を経て大臣官房総務課で務めました。1995年から97年にかけての北米第2課時代は、半導体や規制緩和等の日米通商・経済協議、「日米コモン・アジェンダ」という地球規模課題における日米協力、日米首脳会談に向けての経済分野の準備と幅広い業務を担当し、課長補佐時代の中では特に思い出深い日々です。最初の1年間、集中的に取り組んだのは日米半導体交渉で、96年7月に期限切れを迎える日米半導体協定に代わり、新たな多国間の枠組みづくりに向けた交渉を行いました。そのための日米協議は原則第三国で行うこととし、当時の通産省のチームと常に一緒に海外出張し、96年夏の最終局面では協定失効が迫…
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