ターニングポイントフェス～関西小劇場演劇祭～　逆境バネに１８団体が熱演

　新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続く演劇界を盛り上げようと「ターニングポイントフェス～関西小劇場演劇祭～」が１９、２０両日、ＡＢＣホール（大阪市福島区）で開かれる。逆境をバネにする決意をターニングポイント（転機）の名に込めた。関西を拠点とする劇団など１８団体が参加して短編などを演じ、インターネットによる無料配信も行う。

　京都、大阪を拠点とする「ゲキゲキ／劇団『劇団』」の古川剛充（よしみつ）、小西透太が呼びかけ、「リリパットアーミーⅡ」のわかぎゑふ、「万博設計」の橋本匡市（ただし）が実行委員として参加。今年で結成４０周年の「南河内万歳一座」から高校生劇団「演劇部希望」まで多彩な団体が集まった。