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とうほく全国1位探求

東北各県には、さまざまな「日本一」がある。その実態や背景を探ってみた。

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とうほく全国1位探求

秋田・スギ人工林面積 気候、土壌合い大量植栽 変わる需要、新たなモデル模索

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皆伐と再植樹の作業が進むスギ林=秋田県湯沢市で2020年6月5日午前11時47分、古川修司撮影
皆伐と再植樹の作業が進むスギ林=秋田県湯沢市で2020年6月5日午前11時47分、古川修司撮影

 秋田を代表する木といえばスギ。秋田県で現在産出されるスギ材は、「日本3大美林」に挙げられた天然スギではなく人の手で植えられたものだ。県内のスギ人工林面積は36万6665ヘクタールで全国一。県の森林の4割以上を占める。【古川修司】

 「よくぞ、ここまで植えたものだと思う。どれだけ人と手間をかけたのか」。県南部の雄勝森林組合(湯沢市)の土田晃士森林整備課長は、事務所近くから見渡せる山々を覆うスギ林に目をやりながら話した。

 スギは軟らかな肌触りで香りが良く、住宅の柱や梁(はり)として、また桶(おけ)、樽(たる)の材料などとして生活に根付いてきた。

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