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発言

企業献金に頰かむりできぬ=河野洋平・元衆院議長

 小選挙区制や政党助成金の導入を柱とする政治改革から四半世紀が過ぎた。長年にわたる「政治とカネ」の問題にけじめをつける改革でもあったが、最近の選挙買収事件やカジノ汚職事件を見るにつけ、政治の腐敗ぶりにあぜんとする。当時の改革の理念はどこへ消えたのか。

 40年以上前のことだが、自民党を離党し新自由クラブを結党した後、取り組んだ活動に「コーヒー一杯運動」がある。党の活動に共鳴してくれる人たちにコーヒー1杯の代金を寄付してもらおうという運動だった。当時の値段が250円。企業・団体献金になるべく頼らず、個人献金で政治活動をしていくのが、政治浄化につながると考えたからだ。

 カネにからむスキャンダルの背後には、献金によって政策に偏りが生じるという構造的な問題があり、これを断ち切る必要があった。だが、新党の運営には個人献金では限界があった。財界からは目の敵にされて資金集めでは苦労が絶えず、万策尽き、10年で復党した。

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