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「旗印」と「融和」のはざまで 菅氏にらみ「自助より支え合い」 新生・立憲に枝野代表

合流新党の代表・党名選挙で泉健太氏(右)と手を取り合う新代表となった立憲民主党の枝野幸男代表=東京都内のホテルで2020年9月10日午後2時26分、竹内幹撮影

 合流新党の代表選で、立憲民主党の枝野幸男代表は107票を獲得し、国民民主党の泉健太政調会長(42票)に大差を付けた。立憲幹部は目標の100票を超え、「枝野批判票」を想定内に抑えられたことに胸をなでおろす。枝野氏はひとまず党内基盤を固め、新党での「立憲カラー」の維持と「党内融和」の両立という難題に取り組むことになる。

 「目指す日本は自助や過度の自己責任でなく、支え合う社会だ。すべての皆さんに最大の力を発揮していただく」。枝野氏は10日、新代表選出後の記者会見で、政権交代を目指す考えを改めて表明し、所属議員に協力を呼びかけた。

 「自助」や「過度の自己責任」を再び否定したのは、自民党総裁選で優勢となっている菅義偉官房長官が「自助、共助、公助」を主張していることを意識しているためだ。

 枝野氏は早急に、国民民主党の分裂を招いた合流協議で生じた立憲と国民の溝を埋めて、次期衆院選に向けた態勢整備を進める。懸念材料は「新党への移行で、立憲の理念や政策が薄まったと見られれば、コアな支持層が離れかねない」(立憲中堅)との指摘があることだ。

 枝野氏自身も党内や支援者との会合で、たびたび「合流には大きな葛藤と逡巡(しゅんじゅん)がある」と吐露している。心配する支援者に対して「主張をクリアに…

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