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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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生き別れ、そして震災死 10回目の秋を迎えても…息子と会えぬ父の自責の念

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大震災で犠牲になった生徒14人の名前が刻まれた慰霊碑で息子の名前に手を乗せる寺澤武幸さん=宮城県名取市で2020年7月19日午後、真田祐里撮影
大震災で犠牲になった生徒14人の名前が刻まれた慰霊碑で息子の名前に手を乗せる寺澤武幸さん=宮城県名取市で2020年7月19日午後、真田祐里撮影

 宮城県多賀城市のトラック運転手、寺澤武幸さん(46)は東日本大震災(2011年3月)で当時13歳だった長男を亡くした。内妻との間の子、荒井和巳さんで、名取市立閖上中の1年生だった。3歳で生き別れてから一度も会えず、再会の願いは震災で打ち砕かれた。「かずが生きていれば23歳になる」。寺澤さんが和巳さんの父親になった年だ。震災から9年6カ月、10回目の秋を迎えたいまも子を見捨ててしまった自責の念が消えないという。【真田祐里】

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