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ノーベル賞の本庶教授が申告漏れ 受け取り保留の特許使用料22億円

本庶佑・京都大特別教授=京都市左京区で2019年4月10日午後4時32分、川平愛撮影

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 ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授が、がん免疫治療薬「オプジーボ」を製造販売する小野薬品工業(大阪市)から支払われた特許使用料の分配金について、大阪国税局から2018年までの4年間で約22億円の申告漏れを指摘された。関係者への取材で判明した。本庶氏は分配金が少ないとして受け取りを保留し、同社が全額を法務局に供託しているが、国税局は所得として課税対象になると判断した模様だ。すでに修正申告したという。

 本庶氏は取材に対し、「弁護士と税理士に相談して法律に従った」とのコメントを出した。

 オプジーボは本庶氏らの研究グループが発見したたんぱく質「PD―1」を基に開発され、同社は06年、薬の売上高の0・75%前後を特許使用料として支払う契約を本庶氏と結んだ。14年に発売され、16年度は国内売上高1039億円を記録した。

 しかし、本庶氏は「不正確な説明で十分理解しないまま、信じられないほど低い額で契約してしまった」として配分率の引き上げを要求。20年6月には同社に約226億円の支払いを求めて大阪地裁に提訴した。

 国税局は所得隠しには当たらないとして重加算税は課さず、所得税の追徴税額は過少申告加算税を含めて約7億円とみられる。【稲垣淳】

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