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シネマの週末・この1本

窮鼠はチーズの夢を見る 虚無感と万華鏡の恋心

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の一場面

 まるで恋愛のショーケースを次から次と見て、味わっているような趣がある。嫉妬や羨望(せんぼう)、献身、痛み、温かみ、切なさなど恋愛に絡む多彩な感情が現れては消え、形を変えてまたよみがえる。一つ一つはねっとりとした感触なのに、終わってみればカーテンをかすかに揺らす風でも吹いているかのような空気感に包まれる。

 探偵の今ケ瀬(成田凌)は、大学の先輩大伴(大倉忠義)の不倫現場を撮った写真を持ってオフィスを訪ねる。妻に報告しないよう懇願する大伴。今ケ瀬は交換条件に大伴をホテルに連れ込み、キスをする。実は、今ケ瀬は8年前に初めて会った時から大伴に恋をしていた。大伴の妻は自らの不倫で去り、今ケ瀬は大伴の家に転がり込む。

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