東日本大震災

被災児童が機関士に 八戸港の船中で東日本大震災経験 小松幸生さん(20) /青森

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東日本大震災当時の思いを語る小松幸生さん=青森県八戸市で
東日本大震災当時の思いを語る小松幸生さん=青森県八戸市で

安全最優先、船員の決断に憧れ

 八戸港(八戸市)に停泊していた海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」乗船中に東日本大震災に見舞われ、小学校の同級生と一夜を過ごした小松幸生さん(20)=同市出身。不安の中、校内の発表会に向け皆で思いを一つにして何度も練習した「絆の歌」を歌うと、元気が出た。皆を落ち着かせようとした船員の工夫を後から知った。経験を生かし、今春から船の機関士として働いている。

 「津波が来ます。危険なので下船できません」。2011年3月11日、社会科見学で訪れていた小松さんら市立中居林小の5年生48人は、船内に閉じ込められた。数時間後、先生が船内に1泊すると告げると「帰れないの」と不安が広がった。

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