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「寿都はトイレの街になるのか」 核ごみ調査、反対の声相次ぐ 北海道

住民説明会で片岡町長に質問する参加者=北海道寿都町で、高橋由衣撮影

 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場の選定に向けた文献調査に応募を検討している北海道寿都町は10日、4カ所目の住民説明会を開いた。町民対象としては最大規模の説明会で、初めて報道陣にも公開された。質疑では「核のごみを持ってくる議論ではない」という片岡春雄町長の主張に対する反対の声が相次いだ。【高橋由衣、山下智恵】

 説明会には満席に近い約300人が参加。片岡町長が「文献調査は(防災上の)地盤の調査に有益で交付金で財源確保になる。新型コロナ不況を考えると先手を打つことが賢明。町民につらい経験をさせたくないことを理解してほしい」とあいさつした。

 片岡町長の主張は、選定の第一段階の文献調査への応募は、最終処分誘致には即つながらず、町民が誘致判断ができるまで「勉強」するという位置づけ。市町村や知事の反対があった場合は先に進まないとする「国を信じよう」と呼びかけている。

 だが、質疑応答では「なぜ町民を放射能と風評被害にさらすのか」、処分場のない日本の原子力政策が「トイレのないマンション」と表現されていることにかけ、「寿都はトイレの街になるのか」と、調査が処分場誘致につながることを心配する声が続出。片岡町長は「寿都町に処分場が来ることを頭の中から除いてほしい」と呼びかけたが…

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