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誕生の喜び、何度でも 産声の振動で舞う液体の「花」 京大などアートに

インスタグラムで公開している「サウンドオブ生け花」のサンプル動画=土佐尚子・京都大大学院総合生存学館特定教授提供

 生まれたばかりの赤ちゃんの産声を、アート作品にして残しませんか――。京都大と足立病院(京都市中京区)、凸版印刷(東京都)は9月から、産声を基に生け花のようなアート作品「サウンドオブ生け花」を作り出すプロジェクトを始める。産声の振動で、カラフルな液体が飛び上がる様子を高速度カメラで撮影して作品にする。京大大学院総合生存学館の土佐尚子特定教授(アート&テクノロジー学)は「コロナ禍で多くの人が不安を抱えている中、産声による生命のエネルギーを、アートで表現できれば」と語る。

 「サウンドオブ生け花」は、土佐特定教授が独自に開発した手法だ。絵の具やオイルが入った液体の近くで、高出力のスピーカーを使って音声を流すと液面が振動し、色が混ざったり、しぶきが飛び上がったりする。高速度カメラで撮影すると、スローモーションで変化する液体の様子が生け花のように見えることから、名付けられた。

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