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楽庫・ライブ

ビリー・ジョエル「ソングズ・イン・ジ・アティック」

 

 <楽庫(らっこ)>

 会場にサイレンを模した大きなシンセサイザー音が鳴り響いた後、それを洗い流すような、たおやかなピアノのイントロが奏でられ、冒頭の一節が歌われた瞬間、どっと湧き上がる歓声――。そのわずか数十秒の刹那(せつな)に、抑え切れない胸の高鳴りを覚えたことを、初聴きから40年たった今でも鮮明に記憶している。そこから約50分、次々とあふれ出る美しいメロディーと、生々しい演奏、そして渾身(こんしん)のシャウトに酔いしれ続けたことも。

 思えば、フォークやニューミュージックに夢中だった中坊の僕に、洋楽の扉を開かせてくれたのが、友人がその手の作品と一緒に貸してくれた本作のレコードだった。カセットテープに“ダビング”をして、それこそテープが伸びるほど聴いた。生まれて初めて洋楽を口ずさんだのも、7曲目「さよならハリウッド」のサビ<セイグーバーイトゥハリウーッ>(Say Goodbye to Hollywood)だった。

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