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東京電力福島第1原発事故を独自に検証してきた県技術委員会は11日、検証と教訓などを盛り込んだ報告書を大筋でまとめた。事故の背景に「多様な可能性」があると強調。“想定外”の事故要因も柏崎刈羽原発の安全対策に反映させるよう求めた。【井口彩】
技術委は、東電柏崎刈羽6、7号機の再稼働の可否を県が判断する前提となる三つの検証委員会の一つ。報告書では、再稼働の可否自体には触れなかった。
「『想定外』という言葉がたびたび用いられたことを踏まえ、技術的に発生の可能性が低いと考えられる事象であっても、発生の可能性が否定できない事象については、検証の対象として取り上げることとした」(序文)
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