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新型コロナウイルスの対応に最前線であたる県立医大(橿原市)の笠原敬・感染症センター長と、南奈良総合医療センター(大淀町)の宇野健司・感染症内科部長が10日、それぞれ医療機関や福祉・介護施設の関係者を対象とした研修会で講師を務め、現状や対策などについて語った。【久保聡】
「一番やっかい」
新型コロナの感染力について、笠原医師は潜伏期間は平均5~6日で、発症日前にウイルス量は最大に達し、「感染性がある」と説明。「一番やっかいなのは、発症の何日か前に(ウイルス量が)ピークに達していること」と話した。宇野医師も発症2日前には感染性があり、発症8日後ごろになくなるのが特徴と説明した。
さらに、宇野医師は「1人の患者から1日に起こる感染者の数」を分析した研究データを基に、「感染の45%が発症前の感染者からで、症状がある感染者からの40%を上回っている」と説明、「特徴の一つ」とした。
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