新型コロナ 発症前、ウイルス量最大 感染数、発症後上回る 専門医説明 /奈良

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医療機関の関係者を対象に実施された研修会では個人防護具の着脱の実技もあった=奈良県橿原市で2020年9月10日、久保聡撮影
医療機関の関係者を対象に実施された研修会では個人防護具の着脱の実技もあった=奈良県橿原市で2020年9月10日、久保聡撮影

 新型コロナウイルスの対応に最前線であたる県立医大(橿原市)の笠原敬・感染症センター長と、南奈良総合医療センター(大淀町)の宇野健司・感染症内科部長が10日、それぞれ医療機関や福祉・介護施設の関係者を対象とした研修会で講師を務め、現状や対策などについて語った。【久保聡】

「一番やっかい」

 新型コロナの感染力について、笠原医師は潜伏期間は平均5~6日で、発症日前にウイルス量は最大に達し、「感染性がある」と説明。「一番やっかいなのは、発症の何日か前に(ウイルス量が)ピークに達していること」と話した。宇野医師も発症2日前には感染性があり、発症8日後ごろになくなるのが特徴と説明した。

 さらに、宇野医師は「1人の患者から1日に起こる感染者の数」を分析した研究データを基に、「感染の45%が発症前の感染者からで、症状がある感染者からの40%を上回っている」と説明、「特徴の一つ」とした。

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