テニス 全米オープン 大坂が決勝進出 体の使い方、レベルアップ

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 私は記者になる前の1990年代に4大大会に出場した元プロテニスプレーヤーで、2018年の全米で大坂が初優勝した試合を現地で取材した。その経験を踏まえ、今大会の躍進にもつながっている変化を分析した。

 今大会、目を引くのが体の動きの変化だ。左右に振られたストロークで体の軸を回転させて全身の力を生かしている。大坂は腕力があるので「手打ち」でも力強いボールをねじ込めるが、全身を使って回転の勢いで打つ方が振り抜きが速いし、体重が乗ってボールも重いはずだ。

 変化を可能にしたのは高い集中力とトレーニングの成果だろう。6月中旬から専属トレーナーに就いた中村豊さん(48)は「重心を低く動かし、体の切り返しが良くなっている」と評価する。股関節の動かし方や肩関節の回旋を含め体の使い方が良くなっているという。

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