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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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毛筆で東日本大震災の犠牲者名を書いて追悼 月命日に供養へ 岩手・陸前高田

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荘厳寺の本堂の壁に並ぶ犠牲者の名前と、高橋月麿住職=岩手県陸前高田市竹駒町で、三瓶杜萌撮影
荘厳寺の本堂の壁に並ぶ犠牲者の名前と、高橋月麿住職=岩手県陸前高田市竹駒町で、三瓶杜萌撮影

 岩手県陸前高田市で400年以上続く浄土宗の寺院「荘厳(しょうごん)寺」の本堂の壁には、東日本大震災で犠牲になった人の名前が書かれた半紙が並ぶ。高橋月麿(つきまろ)住職(74)が鎮魂のため、1年あまりかけて約2000人の氏名と年齢を記した。震災から9年半を経た今も、遺族や檀家(だんか)が訪れ、亡くなった人に思いをはせる場所になっている。【三瓶杜萌】

 高橋さんは元々、青森県八戸市にある実家の寺で住職をしていた。同市で唯一の震災死者は、市内の沿岸で津波に遭った知人だった。身近な人を失い、震災犠牲者への追悼の思いを抱いてきた。

 震災当時の荘厳寺の住職も津波犠牲者。後を継いだ住職…

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