メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

みんなのごみ

海へのプラごみ流出をストップ 環境省も注目する富山市の独自対策

プラスチックごみを回収する「網場」の仕組み

 国際的な環境問題となっている海洋へのプラスチックごみ流出を根本から食い止めようと、富山市は河川や用水路に網を張り、プラごみを回収する独自の対策に乗り出した。環境省も海洋プラごみ発生対策のモデル事業に指定するなど、効果に期待を寄せている。【砂押健太】

 富山市は今年8月、市郊外の河川や用水路3カ所に網を設置した。ポイ捨てなどで屋外に放置され、川や用水路へと流れ出たプラごみを集める仕組みで、2カ月間設置して効果を確かめる。市などが2019年から試験を続けてきたプラごみ回収の実証事業を本格化する第一歩となる取り組みだ。

 原理は、川やダム湖などに設置し、水面を漂う流木や草木などを集める「網場(あば)」と呼ばれる仕掛けと同じだ。単純な仕組みにも思えるが、一つでも多くのプラごみを回収するアイデアが随所に見られる。網は幅約5メートル、高さ約50センチ。水の流れを妨げずにごみを集めるとともに、川にすむ生物に影響を与えないよう、網目の大きさは5センチ四方とした。比重が軽く水に浮くプラスチックは川から海へと到達しやすいと考えら…

この記事は有料記事です。

残り1639文字(全文2099文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「第5のがん治療」光免疫療法 世界に先がけ承認 期待と課題は

  2. #排除する政治~学術会議問題を考える 「だんまり決め込むなら、学術会議はなくなったらいい」木村幹教授の痛烈投稿 その真意は

  3. 与党はまた“首相隠し”に走るのか くすぶる支持率低下の不安 臨時国会の行方

  4. 「財研」記者日記 (1)財務省の花形ポスト「主計官」 喜怒哀楽に富む意外な素顔

  5. 任命拒否、04年「想定外」 学術会議人事、政府文書に明記

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです