黒沢清監督「映画を続けてきてよかった」 ベネチア国際映画祭で銀獅子賞

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 イタリア北部で開催されていた世界3大映画祭の一つ「第77回ベネチア国際映画祭」は最終日の12日夜(日本時間13日未明)、授賞式が行われ、コンペティション部門に出品していた黒沢清監督(65)の「スパイの妻」が監督賞の銀獅子賞に選ばれた。ベネチアで日本人監督が監督賞を受賞するのは、2003年の北野武監督「座頭市」以来17年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大のため黒沢監督は授賞式には参加していないが、授賞式の会場ではビデオメッセージが流され、黒沢監督が「この年齢になってこんなに喜ばしいプレゼントを頂けるとは夢にも思っていなかった。長い間、映画を続けてきてよかった」と喜びを語った。

 ベネチアで黒沢監督の作品は「叫」(06年)、「贖罪」(12年)などが上映されているが、中核のコンペ部門へは今回が初出品で栄冠を手にした。最高賞の金獅子賞には「ノマドランド」(クロエ・ジャオ監督)が選ばれた。

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