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第103回全国高校野球選手権

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元ソフトバンク投手の「兄貴分」 京都大助監督の近田さんが説く「アスリートらしい生活」

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京都大野球部の助監督デビューとなった関西学生秋季リーグの関大戦でベンチから試合を見守る近田怜王さん=大津市の皇子山球場で2020年9月12日、北村隆夫撮影
京都大野球部の助監督デビューとなった関西学生秋季リーグの関大戦でベンチから試合を見守る近田怜王さん=大津市の皇子山球場で2020年9月12日、北村隆夫撮影

 大学野球の関西学生リーグに所属する京都大で、プロ野球・ソフトバンクの元投手が、「助監督」として新たなスタートを切った。9月1日付でコーチから昇格した近田怜王(れお)さん(30)だ。秋季リーグでは主に投手起用を担当しているが、元プロとしての技術的な指導は控えめにしているという。「大人」として選手を尊重するスタイルを貫く理由とは?

報徳学園高時代は甲子園で脚光

 近田さんは兵庫・報徳学園高時代、速球派の左腕として脚光を浴びた。1年秋の近畿大会では中田翔選手(日本ハム)を擁する大阪桐蔭を破って優勝。甲子園には春夏計3度出場し、3年夏には8強入りした。

 ソフトバンクでは4年間プレー。2013年から社会人野球のJR西日本に入社し、都市対抗にも出場した。15年に現役を引退し、社員としてJR三ノ宮駅の駅員や在来線の車掌を務めた。上司に京大野球部のOBがいた縁で、17年からボランティアでコーチを務め、今月から「出向」する形で助監督になった。

技術指導よりも大切なのは……

 球歴は豊富だが、技術的な指導はあえて、あまりしていないという。「選手を大人として信頼し、やりたいことをやらせてあげるのが上達への近道」と考えるからだ。教えるのは心構えが中心。就職の相…

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