メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

Interview

花房観音さん(作家) 「女王」支えた2人の男 山村美紗さんの評伝刊行

インタビューに答える作家の花房観音さん=大阪市北区で2020年7月14日、菱田諭士撮影

 自分以外の作家に京都を舞台にしたミステリーを書くことを許さなかった。文芸誌の広告で自分より名前が大きく掲載された作家がいると、編集者を呼び出して謝罪させた。自宅で開くパーティーには、出版関係者から芸能・財界人まで多くの人が詰めかけた――。

 名探偵キャサリンシリーズなどで人気を博し、「ミステリーの女王」と呼ばれた山村美紗の評伝『京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男』(西日本出版社)を、作家の花房観音さんが刊行した。勝ち気で派手好きな性格として知られ、数々の伝説に彩られた女王の生涯を、2人の男性との関係を軸に等身大で描いた。

 山村美紗は京都市に生まれ、日本統治下の韓国・ソウル(当時は京城)で育った。公式プロフィルでは1934年生まれとされてきたが、実際は31年生まれということが本書で明らかにされている。中学の国語教師を経て、74年に「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。京都を舞台にしたミステリーを書き続け、「京都で人が殺されていないところはない」というほど膨大な作品を残した。

この記事は有料記事です。

残り1278文字(全文1730文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ファクトチェック 菅首相発言「Go Toトラベルでの感染者7人」はミスリード

  2. 山口組分裂5年 特定抗争指定の効果じわり 一部で脱退の動きも

  3. 安倍政権が残したもの 私たちが大事「彼ら」は攻撃 オウム真理教報じた江川紹子さんが読む「カルト化社会」

  4. 「ヒステリックブルー」元ギタリスト、強制わいせつ致傷容疑で逮捕 埼玉県警

  5. オリックス・竹安が新型コロナ陽性 1軍の活動には影響なし

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです