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今どきの歴史

香坂山遺跡の磨製石斧 列島の個性、最初の姿

香坂山遺跡で出土した局部磨製石斧(長さ14センチ)を持つ国武貞克・奈良文化財研究所主任研究員=長野県佐久市で2020年8月19日、伊藤和史撮影

 日本列島の文化の個性は、いつごろ芽生えたのだろう? 1万年以上も持続可能な社会が続いたという縄文時代はその候補と思うが、それよりはるか以前の「列島最古の個性」が姿を現した。縄文時代に先立つ後期旧石器時代の香坂山(こうさかやま)遺跡(長野県佐久市)である。

 国武貞克・奈良文化財研究所主任研究員を中心とする研究グループが8月に調査を始めた。香坂山遺跡は浅間山の東南約15キロ、八風山山麓(はっぷうさんさんろく)南の標高1080メートル地点に位置し、1997年に一度発掘された。その時、後期旧石器時代を特徴付ける「石刃(せきじん)」技法による石器が見つかり、一緒に出た炭化物の放射性炭素年代測定で、3万6000~3万5000年前の遺跡とわかった。

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