米TikTok、オラクルと提携で合意 事業売却ではない方向 米政権の判断注目
毎日新聞
2020/9/14 15:14(最終更新 9/14 23:08)
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ムニューシン米財務長官は14日、人気動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業の売却交渉を巡り、運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が米IT大手オラクルとの提携で合意したと明らかにした。米財務省などが提携案の内容を精査する。米テレビで語った。トランプ政権が想定していた完全な事業売却ではなく提携にとどまりそうで、容認するかどうか政権の判断が注目される。一方、買収に名乗りを上げていた米マイクロソフトは13日、バイトダンスが買収提案を拒否したと発表した。
米メディアによると、バイトダンスとオラクルは「信頼できる技術パートナー」として協力することで合意した。ただ、ティックトック米国事業の完全な売却の形にはならず、提携を通じオラクルが米国外への情報流出を監視する見通し。
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