11月の米大統領選で再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は13日、西部ネバダ州ラスベガス近郊で、約3カ月ぶりに屋内の大規模選挙集会を開いた。新型コロナウイルス感染予防のため集会制限を続ける地元自治体の警告を無視し、数千人の支持者を集めた。選挙戦が終盤を迎えるなか、トランプ陣営のなりふり構わぬ姿勢が目立っている。
会場は、同州ヘンダーソンの建設重機メーカーの工場施設。ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保する措置はとられず、パイプ椅子が隙間(すきま)なく並べられた。
トランプ氏の演説の3時間前から支持者が集まり、マスクをしない人も多く見られた。陣営は来場者数を明らかにしていないが、地元メディアは防災責任者の集計として「5600人」と伝えている。トランプ氏は演説で「満員で中に入れなかった人が建物の外に二、三万人集まっている」と語った。
同州は「50人以上が参加する集会」の開催を禁じている。シソラック知事(民主党)は、トランプ氏の登壇前に声明を発表。「大統領の…
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