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著者のことば 蒼海の碑銘 海底の戦争遺産 戸村裕行さん ゼロ戦や艦艇、撮る使命

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写真集「蒼海の碑銘-海底の戦争遺産」を出版した水中写真家の戸村裕行さん=東京都新宿区のイカロス出版で2020年9月9日、宮間俊樹撮影
写真集「蒼海の碑銘-海底の戦争遺産」を出版した水中写真家の戸村裕行さん=東京都新宿区のイカロス出版で2020年9月9日、宮間俊樹撮影

 ■蒼海の碑銘―――海底の戦争遺産 戸村裕行(とむら・ひろゆき)さん イカロス出版・2970円

 マーシャル諸島・ビキニ環礁の戦艦「長門」と、パラオ・コロール島近海の「ゼロ戦」。あるいはフィリピン・コロン湾の給糧艦「伊良湖」……。戦史に詳しい読者ならば、撮影されたリストを見て本書のテーマが察知できるかもしれない。ダイビングの世界でいう「レック」(沈んでいる船や航空機など)、ことに第二次世界大戦に関わるものを記録した写真集だ。

 「もともとダイビングはレジャーでした。仕事にするつもりはなかったんです」。しかし潜る経験を重ねるにつれ、「海の中のことを知ってもらいたい」と、水中写真家として歩き始めた。

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