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私の記念碑

映画プロデューサー 角川春樹/2 映画の成功は計算通り

「犬神家の一族」の撮影現場で、市川崑監督(右奥)と談笑する角川春樹

 「左遷されていた」と振り返る時期には英語習得に取り組んだ。「社内に英語にたけた人間がいなかったから生き残る手段だった」。それは洋画の原作など洋書の翻訳出版を手がけることにつながり、「ある愛の詩」などのベストセラーを連発。社内での地位を揺るぎないものにした。

 父の死去に伴い1975年に角川書店社長に就任すると、市川崑監督、石坂浩二主演の布陣で「犬神家の一族」を製作し、いよいよ映画界に本格参入した。原作の横溝正史は数年前まで「過去の作家」とみなされていたが角川が文庫化し人気が再燃しつつあった。「風来坊の金田一耕助が事件を解決して去って行く構図は、悪をやっつけて去るマカロニウエスタンのイメージだった」とする同作は…

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