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トレンドに迫る

新国立劇場演劇研修所 どんな芝居もできる俳優に

「シーンスタディ」の授業で演技をする15期生。中央奥は講師の日澤雄介=東京都新宿区で2020年9月10日、滝川大貴撮影

 「自立した舞台俳優を育てる」という目標を掲げ、新国立劇場に演劇研修所(東京都渋谷区)が作られて、今年で15年になる。募集定員16人程度という狭き門に、毎年全国から10~20代の男女が集まり、プロの俳優を目指して切磋琢磨(せっさたくま)している。

 9月上旬、新宿区内で15期生(2年生)9人が、戯曲の1場面を演じて理解を深める「シーンスタディ」の授業を受けていた。講師は劇団チョコレートケーキ主宰で演出家の日澤雄介。題材の「浮標(ブイ)」(三好十郎作)を読む稽古(けいこ)が終わり、立ち稽古が始まっていた。日澤は芝居を途中で止めながら、「(次にどう動くかという)段取りに追われてしまっている。もっと周りの動きに反応して」「セリフ通りに動くのが芝居じゃないよ。体をフルに使って感じてみて」などと指導していた。

 近年の入所試験には毎年80~90人が応募し、倍率は5倍を超える。実技を中心にした1~3次の試験に合格すると3年間の研修が始まる。第一線で活躍する演劇人が講師を務め、1年目は発声や身体表現の基礎訓練。2年目は実践的な演技技術を伝統芸能を含めて幅広く学び、3年目は舞台実習が中心となる。2年への進級は1年の成績などで厳しく選抜される。授業料はかかるが2、3年生には月額6万円の奨学金が給付される。新国立…

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