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自民総裁に菅氏 道内、期待と懸念 /北海道

民族共生象徴空間(ウポポイ)の視察で、アイヌ文様が入ったマスクをして会話する鈴木直道知事(右)と菅義偉官房長官(左手前)=北海道白老町で2020年7月11日午後1時40分、貝塚太一撮影

 自民党総裁に選ばれた菅義偉官房長官(71)が16日に首相に選出されることを受け、道内では菅氏が精力的に取り組んできた政策の関係者から期待の声があがった。一方、安倍政権の路線継承に格差拡大を懸念する声も聞かれた。【山下智恵、平山公崇、本間浩昭、高橋由衣、真貝恒平】

 「菅氏の熱意で立派な施設になった」。加藤忠・北海道アイヌ協会常務理事(81)は、白老町のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」開設に尽力した菅氏の総裁選出を喜んだ。「苦労人だけあって、苦難の歴史に深く共感してくれた」と述べた。

 期待するのは、2019年5月施行のアイヌ施策推進法で盛り込まれなかった教育や生活への支援。「法の枠内でも子弟教育など、できることがある。アイヌと共に一歩ずつ進めてほしい」と語った。

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