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そこが聞きたい

地方の再生と文化=演出家・鈴木忠志氏

演出家の鈴木忠志さん=濱田元子撮影

 新型コロナウイルスが地方経済に影を落とす。大都市圏では人が集まる演劇活動がままならない。44年前、演出家の鈴木忠志さんは東京一極集中に異を唱え、拠点を富山県利賀(とが)村(現・南砺市)に移した。過疎地ながら県利賀芸術公園==は「演劇の聖地」として世界の演劇人を引きつける。地方再生のヒントを聞いた。【聞き手・濱田元子】

――東京は舞台公演が困難な状況にありますが、利賀では恒例の演劇祭「SCOTサマー・シーズン」が開催されました。新作「世界の果てからこんにちはⅡ」は苦境にあって、人生や社会を考えさせる刺激的な言語に満ちています。

 世界も日本もこれだけリスキーになって、いずれは生活様式と人間関係の在り方が変化してしまうかもしれない。もう一度、今のうちに、日本についての状況認識をはっきりさせなければならない。そのためには第二次大戦後の日本人がどういう心で生きてきたかということを点検しようと考えてみました。昭和期の流行歌は、劇中で使った美空ひばりの「今日の我に明日は勝つ」などにみられるように、人生論的な思想や生きる心構えが歌わ…

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