米西部で多発する山火事は、カリフォルニア州から北のオレゴン、ワシントン両州にも広がっている。米メディアによると、これまでに3州で東京都の面積の7倍以上に相当する約1万6200平方キロを焼失し、少なくとも35人が死亡。行方不明者もおり、死者はさらに増える可能性がある。
オレゴン州では人口の1割超に当たる約50万人を対象に避難指示が出た。さらに同州では原因に関するデマが広がるなど、被災地では歴史的な規模となった山火事による混乱が続いている。AP通信などによると、州別の死者数の内訳は、カリフォルニア24人▽オレゴン10人▽ワシントン1人。各地で家々が焼き尽くされ、爆撃を受けたかのような光景が広がる。
13日も3州で計約100件の大規模火災が続き、3000人以上の消防士が消火活動にあたった。避難中の住民は数万人に上るとみられる。例年、山火事が本格化するのは強い季節風が吹く9~10月で、さらなる拡大が懸念されている。
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