11月の米大統領選で再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は14日、過去最悪規模の山火事に見舞われている西部カリフォルニア州を訪問し、火災予防のための枯れ枝除去など森林管理の重要性を訴えた。一方、異例の暑さや乾燥といった気候変動が山火事の一因との見方を示す民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)は同日の演説で、地球温暖化に懐疑的なトランプ氏を「放火犯」と攻撃。気候変動問題の争点化を狙う構えだ。
カリフォルニア、オレゴン、ワシントンの西部3州は今夏、山火事が頻発。これまでに東京都の7倍超の面積が焼失し、西海岸一帯で視界の悪い状態が続く。トランプ氏は14日、カリフォルニア州サクラメント近郊で同州のニューサム知事(民主党)や消防当局者と面会。被害状況などについて説明を受けた。
トランプ氏は消火活動に謝意を述べ、連邦政府として被災者支援に力を入れる考えを表明した。一方で、火災原因が異常…
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