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高松2児放置死 逮捕の母「窓閉め、エアコンをかけず」 以前から車内に残し飲酒

死亡した女児2人が放置されていた乗用車を使い、車内の温度がどれぐらい上昇するかの検証実験を行う県警の捜査員=高松市郷東町の香川県警察学校で2020年9月15日午前10時8分、川原聖史撮影

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 高松市で女児2人が乗用車内に長時間放置され死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)=同市川島東町=が、2人を放置して酒を飲みに行った際に「車の窓を閉め、エアコンをかけていなかった」と供述していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。事件以前から2人を車に放置して飲酒していたと話しているという。

 捜査関係者によると、竹内容疑者は当初は「エアコンをかけて車を離れた」などと話していたが、その後の調べで一変させた。さらに「これまでもエンジンをかけずに車に子供を置いて飲みに行っていた」という趣旨の供述をしており、香川県警が裏付け捜査を進めている。

 日本自動車ジャーナリスト協会の菰田潔会長(69)によると、この車種にはチャイルドロック機能があり、2人が乗っていた後部座席は内側からドアを開けられないようにできるという。

 県警によると、竹内容疑者は2日夜、駐車場に止めた乗用車内に2人を残したまま飲食店3軒で飲酒。3軒目で知人男性と合流し、3日昼ごろまでこの男性宅にいたとみられる。その後、駐車場に1人で戻り、路上に車を移動。さらに10分以上たった午後0時40分ごろに119番した。搬送先の病院で女児2人の死亡が確認された。司法解剖の結果、熱中症とみられる。

 また、県警は15日、女児2人が放置されていた車を使い、車内の温度がどれぐらい上昇するかを検証する実験を報道陣に公開した。14日夜から始め、2人が車に放置されていたのと同じ時間帯で検証。車内と車外に温度計を設置し、温度差を対比することで事件当時の車内の温度を推定する。

 高松地方気象台によると、同市の気温は2人が車内にいた2日午後9時以降は28度を下回らず、3日昼ごろには36度に達していた。14日夜から15日昼ごろにかけての最低気温は19・7度、同日昼ごろの気温は26・8度だった。【喜田奈那、川原聖史】

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