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熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

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菅氏の言葉が響かない=与良正男

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首相官邸に入る菅義偉氏=東京都千代田区で2020年9月16日午前8時44分、吉田航太撮影
首相官邸に入る菅義偉氏=東京都千代田区で2020年9月16日午前8時44分、吉田航太撮影

 菅義偉氏が国会で首相に指名され、菅内閣が発足する。約8年ぶりの新首相誕生だ。民主政治の立て直しを切に願う。

 だが残念ながら、自民党総裁選を通じて菅氏には心に響く言葉があまりに乏しかった。まるでいつものそっけない官房長官会見のようだったと言っていい。

 論点をはぐらかそうとして、やたらと言葉の数は多かった安倍晋三前首相と違い、元々、菅氏は口数が少ない。「地方出身の苦労人」が売り文句の一つでもある。

 一方で、言葉より行動とばかりに強引な手法も目立つ。「まず自助」と語るように、安倍氏以上に市場経済や自己責任優先の新自由主義的な志向が強いようだ。規制改革の重視等々では、むしろ小泉純一郎元首相に近い。

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