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東日本初の「野外繁殖」 コウノトリ2羽巣立つ 地元、愛情育む 渡良瀬遊水地で /埼玉

水田でくつろぐコウノトリの家族=栃木県小山市で、石川宜延さん撮影

 埼玉、栃木など4県にまたがる渡良瀬遊水地で国の特別天然記念物コウノトリが2羽生まれ、この夏、巣立った。2005年に野生復帰に向け放鳥が兵庫県から始まって以来、野外繁殖による赤ちゃんは東日本では初。「幸の鳥」が各地に幸せを運んでいる。

 8月3日、人工巣塔がある栃木県小山市。1羽が飛び立つと、もう1羽が後を追う。1000件以上の公募で名前が決まった雄の「わたる」と雌の「ゆう」。照りつける日差しの中、幼い仲良しきょうだいを県内外からの愛鳥家らが見守る。千葉県野田市生まれの雄「ひかる」と徳島県鳴門市生まれの雌「歌」の親鳥ペアも子育てに奮闘していた。

 地元では、観察を通じ仲良くなった平均年齢70歳ほどの9人が「見守り隊」を結成。メンバーの石川宜延さん(73)=栃木市=は連日通い詰め「あの4本目の電柱に止まるよ」などと行動を次々言い当てる。「初孫ができた気分」と、成長をそっと見守っている。

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