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論点

新政権に望む-国のかたち

 

 史上最長政権が終わりを告げ、菅義偉氏が16日の臨時国会で新首相に指名され、新内閣が発足する。新型コロナウイルスという国難に直面し、冷え切った経済の立て直しなど難題は山積する。それだけでない。分断された社会構造の対処は喫緊の課題であろう。新政権に何を望むか――。有識者らに2回にわたって問う。

 新型コロナウイルス対策というかつてない政治課題に直面している。また、国際情勢を見れば、米中新冷戦に突入するかという瀬戸際だ。2死満塁のような状態で、リリーフ投手に徹する新しいリーダーが求められる。そこで実績を上げ、1年後の自民党総裁の任期満了前に衆議院を解散して民意を問い、認知されれば本格政権になるかもしれない。安倍晋三首相の退陣表明後に党支持率は上昇しており、党内から早期解散を求める声は出るだろう。だが、まだその時期ではない。

 コロナ対応では、感染やまん延を防ぐことに加え、治療薬やワクチンの開発も急務である。同時に日本経済の立て直しが迫られるのに、政府は明確な策を打ち出さず各都道府県任せにした。そのため豊かな東京都でも財源が枯渇した。国会を巻き込み強制力を伴う措置を時限立法でやり、地方に財源を与えればよかった。

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