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記者の目

長期政権評価 内と外のズレ 「安倍外交」成功の中の悲哀=山田孝男(特別編集委員)

主要7カ国首脳会議(G7サミット)でトランプ米大統領(右端)と話し合う安倍晋三首相(手前左から2人目)ら。貿易を巡り首脳間で「激しい応酬があった」という=カナダ・シャルルボワで2018年6月9日(首相官邸のフェイスブックより)

 コロナ対策の混乱、疑惑追及への逆ギレ答弁――などで国内では評判の悪い安倍晋三首相だが、外国、とりわけ自由主義諸国の首脳、識者の評価は極めて高い。

 内と外のズレは、1974年10月、佐藤栄作元首相のノーベル平和賞受賞が決まり、日本中が「えっ?」と驚いた風景を思い出させる。

 政権8年。安倍外交は成功の中に悲哀がある。

 8月28日、安倍首相の退陣表明の直後、ドイツのメルケル首相は、安倍首相は「常に多国間主義を掲げ、建設的で信頼のおけるパートナーだった」と評価した(報道官がツイッターで発信)。

 アーミテージ元米国務副長官は「米国の大統領が自由世界の指導者とみなされなくなった時に立ち上がり、自由世界の指導者の役割を引き受けた」「私の知る限り、安倍首相ほどの度量の大きさや見識を備えた日本の首相はかつていなかった」(読売新聞5日付インタビュー)。

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