九州の旧国民民主の国会議員は、福岡、佐賀両県が立憲民主に合流する一方、大分、長崎では参加を見送るなど対応が分かれた。
旧国民から立憲に合流した原口一博氏(衆院佐賀1区)は「さらなる大きな固まりができた」と力を込めた。佐賀県は全国で唯一、県内の衆院小選挙区を旧立憲、旧国民で独占している。以前から両党県連の関係は深く、原口氏は「元々一枚岩だったが、『ついたて』も取っ払い一つになった」と歓迎。国会議員3人全員が立憲に合流した旧国民福岡県連の白石一裕・代表代行も「数合わせとみられないよう新しい政党の形を示さないと」と気を引き締める。
対応が割れたのが大分県だ。旧国民の吉良州司氏(衆院比例九州)は無所属、足立信也氏(参院大分選挙区)は国民の道を選び、立憲への参加は、旧立憲の横光克彦氏(衆院比例九州)だけとなった。
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