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「改革カラー」打ち出し腐心 手堅さ際立つ菅内閣 苦い経験の教訓色濃く

記念撮影に臨む菅義偉首相(前列中央)ら閣僚=首相官邸で2020年9月16日午後10時19分、宮武祐希撮影

 16日発足した菅義偉内閣は、閣僚ポストを自民党内の各派閥にほぼ均等に配分した上で、所管行政に精通した実務家を多く起用する手堅い布陣となった。ただ、派閥別の配慮の仕方には濃淡があり、総裁選で対立候補を擁立した岸田派や石破派などからは不満も漏れる。

 菅内閣で際立ったのは「手堅さ」だった。第4次安倍再改造内閣の閣僚のうち、麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派=や茂木敏充外相(64)=竹下派=ら派閥の実力者を中心に8人を再任。3人の閣僚の担当を変更する横滑りを行い、過去に閣僚を経験した4人を再登用。初入閣は5人にとどめた。参院自民党の世耕弘成幹事長(細田派)は「実務型を集結させたところに仕事師である菅新首相らしさが出ている」と評価した。

 2019年9月の内閣改造で安倍晋三前首相は13人を初入閣させたが、そのうち4人は無派閥が占め、石破、石原両派からの閣僚登用は見送った。当時官房長官で無派閥の菅首相への配慮からだった。ところが菅首相の側近の菅原一秀前経済産業相が公職選挙法違反疑惑で辞め、法相を務めた衆院議員、河井克行被告も公選法違反事件で辞任。その後、河井議…

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