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菅ビジョン聞きたい 編集編成局次長・高塚保

就任後、初の記者会見をする菅義偉首相=首相官邸で2020年9月16日午後9時9分、竹内幹撮影

 菅義偉・新首相は日本社会が抱える課題をどう捉えているのだろう。

 菅氏は「自助、共助、公助」が目指す社会像という。たたき上げ、苦労人だからこその目線だと感じる。だが、努力しても報われない人もいる。レールから外れてしまうと、なかなか戻りにくい世の中だ。菅氏には、そうした人々の目線に立ってもらいたい。それこそが持ち味ではないか。

 安倍政権は内政において疑似左派的な政策も掲げた。しかし、結果的に格差は縮まらなかった。自助が行き過ぎれば、過度な自己責任論になりかねない。新自由主義的な路線の行き詰まりを、コロナ禍は図らずも示した。広がった格差を、どう是正していくのか。それこそが行政に求められる役割だと思う。

 官房長官時代の国会答弁や記者会見で気になったのは「指摘は当たらない」との言葉だ。森友・加計問題、桜を見る会、検事長の定年延長問題……。丁寧な説明が求められる場面で、このセリフが出てきた。

 民主主義には、行政の透明性と説明責任が欠かせない。トップリーダーには国民との…

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