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新型コロナ 対面式講義、徐々に再開 近大、受講者少ない科目限定 オンライン配信併用 /大阪

近畿大では教壇に飛沫(ひまつ)防止板を設置するなどの対策をした上で対面式講義を一部再開した=東大阪市で、菱田諭士撮影

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 新型コロナウイルス感染拡大で入構制限などの措置を取っていた近畿の各大学で、対面式講義が徐々に再開される。近畿大(東大阪市)は後期(9月12日~2021年3月31日)の科目の一部で、対面式を再開。前期はオンラインのみだった。他の大学でも、出席できない学生のために対面とオンラインを併用するなど、学生の事情に配慮しながら、模索が続いている。【松本光樹、福富智、福田隆】

 近大では4月3日から学生の入構を制限。6月8日に一部の実験や実習を再開したが、一般の講義の対面実施には半年以上を要した。後期は全体の数%程度にあたる約400科目を対面で行う予定。ただ、感染への警戒は緩めず、対面式を再開するのは比較的受講者の少ない一部の科目に限定し、大学構内に入る学生数を例年の1割程度に抑える。

 14日午後の「憲法B(人権)」の講義は200人以上が座れる教室で開かれ、1年生を中心に39人が緊張した面持ちで出席した。授業前には一人一人に消毒薬が配布され、マスクの着用や身の回り品の消毒などが呼び掛けられたほか、講義はオンラインでも同時配信された。入学後初めて対面式講義に出た法学部1年の竹谷璃恋(りこ)さん(18)は「前期はずっとオンラインだったので新鮮。周りに他の学生がいる方が集中できる」と話していた。

 京都大は10月1日から、演習や実験など必要に応じて対面に切り替えるほか、出席できない学生向けに講義の同時配信や補講も用意。9月21日再開の京都産業大は、1、4年生を中心に、演習や実験などで週1回は大学に来られるようにする。

 また、関西大、関西学院大、同志社大、立命館大の4大学の学長は14日、「適切な感染予防措置を講じた上で、秋学期はキャンパスを可能な限り開放し、対面とオンライン授業を併せて実施していく予定」との共同声明を出した。立命館大では、オンラインのみの講義は全体の半分程度となる見通し。関西学院大は9月23日からゼミや語学を中心に対面式講義を再開し、キャンパスへの立ち入りも全面解禁する。

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